先進的ながん病院誕生へ

放射線治療設備は国内有数

先進的ながん治療拠点が誕生へ。大阪府議会公明党は10日、大阪市中央区大手前に建設中で、3月25日に開院予定の地方独立行政法人大阪府立病院機構「大阪国際がんセンター」を視察しました。同センターは日本トップ級の放射線治療設備を備え、がん患者の就労支援やアピアランス(外見)の悩み解決にも対応していくとあって、関係者から注目を集めています。

同センターは、現在、大阪市東成区にある大阪府立成人病センターの老朽化に伴い、府庁舎の隣接地に移転建て替え工事が進められてきたもの。

写真の地下1階の放射線腫瘍科に設置された最先端放射線治療装置「リニアック」(計3台)の視察では、放射線技師から、腫瘍部分にピンポイントで放射線を当てられることで、正常組織へのダメージを低減する効果もあるなどの説明を受け、熱心に質疑応答を行いました。