「大阪国際がんセンター」が完成

3月4日「大阪国際がんセンター」の完成式が開催されました。同センターは、森ノ宮の府立成人病センターの老朽化に伴い、大手前、府庁本館のすぐ南側に、病院名も改称し新築移転したものです。

もともとこの地は、府庁舎建設のため用地買収したものです。立派な府警本部庁舎の後に続いて、東京都庁舎より少し低い45階建ての新行政棟が建つ予定でしたが、バブル経済の崩壊とともに、建設のための貯金も底をつき断念をした経緯があります。

その後、橋下知事時代に庁舎として咲州の中古物件を購入してからというもの、空いた土地の活用をどうするかということで、府議会で侃々諤々の議論をした末、今回の府立成人病センターの移転新築につながったものです。結果的に大阪らしい賢明な選択であったと自負を致します。今月25日の開設、27日からの診療開始となります。東隣に来年春完成する重粒子線がん治療施設と相まって、日本一はもとより国際レベルのがん医療・研究拠点を目指すことになります。

三宅府議は、開会中の定例府議会において今月8日、一般質問に登壇。その中で、今後働きながら外来診療を受けるがん患者の増加を想定し、新病院でも夜間外来等、診療時間を延長するよう知事に要望します。