「カタシモワイナリー」を視察

9月19日、大阪府環境農林部のご紹介により柏原市の「カタシモワイナリー」を訪問。高井利洋社長(関西ワイナリー協会会長)よりお話を伺い、ぶどう畑、ワイン醸造所、周辺の歴史的な古民家集落のご案内をいただいた。

<ワイン貯蔵庫前(国指定登録有形文化財)にて>

高井社長は、1914年創業の老舗ワイナリーの4代目。地元のぶどうを使って、2010年にたこ焼きにあうスパークリングワイン「たこシャン」を販売しヒット、柏原市のブドウの認知度拡大につながった。

<高井社長より大正期の醸造器具の説明を受ける>

府内のブドー生産量は、100年前は、全国一の生産量を誇ったが、2016年の生産量は、全国7位の4910トン。府は来年3月に、ワイン醸造の研究施設を羽曳野市に新たにつくる。大阪の気候や土壌に合うブドーやワインの研究を進め、大阪産ワインのブランド力を高めるのが狙いだ。

<山頂付近までひろがるブドー畑>