がん教育普及めざし

三宅府議ら 阪南市立中学校の授業視察

公明党の熊野正士参院議員と党大阪府議団は17日、同府阪南市の市立鳥取東中学校を訪れ、がん教育の授業現場を視察しました。これには地元市議らも同行しました。

大阪府では、がん死亡率が47都道府県中8位(2014年国立がん研究センター調査)と高いことから、がん教育の充実に力を入れています。一昨年度からは文部科学省の「がんの教育総合支援事業」を府内の中学・高校合わせて5校で実施。さらに、公明党の推進で府独自にがん予防につながる学習活動もスタートさせ、中学校23校で行ってきました。

この日、視察した授業は府の支援で開かれたもので、阪南市民病院の三島秀雄名誉院長が講義を担当。約140人の生徒が発がんのメカニズムや予防方法などを学びました。生徒からは「がんには兆候があるのか」「痛みはでるのか」など、活発に質問も寄せられました。

三宅府議は、この日の視察を踏まえて、今後の府のがん教育の取り組みについて、3月8日、定例本会議で一般質問の予定です。